e-Taxを使うまでには、利用届出や準備が必要になってきます。
その手順をまとめましたので、e-Taxを使いたいという方は参考にしてみてください。こちらでは概略をまとめていますので、各項目の詳細は各記事に記載していますので、各種詳細はそちらをご参照下さい。
e-Tax(イータックス)とは?
e-Taxは、国税庁が運営する申告や届出等などをインターネットを使用して手続が行えるシステムです。
e-Taxとは、以下のような国税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるシステムです。
これまでの書面による申告書等の持参又は送付による提出方法に加え、申告書等を電子データの形式でインターネットを通じて送信するという、新たな提出方法の選択肢を利用者等に提供するものです。
1.所得税、贈与税、法人税、地方法人税、消費税(地方消費税を含みます。)、復興特別法人税、酒税及び印紙税に係る申告
2.全税目の納税(電子納税証明書の手数料納付を含みます。)
3.申請・届出等(電子納税証明書の請求及び発行を含みます。)
https://www.e-tax.nta.go.jp/toiawase/qa/yokuaru01/01.htm
※国税という国に納める税金に関するもののみです。地方税はeLTAX(エルタックス)という別の地方税のポータルシステムがあります。
①利用開始届出書を管轄の税務署に提出(送信)する
まずはe-Taxを利用をする場合には、税務署に申請が必要になります。
申請方法は、二つあります。
- 郵送で提出する方法
- オンラインで提出する方法(ウェブ上での申請)
①-1 郵送で提出する方法
郵送での提出方法は国税庁のHPを参考してください
①-2 オンラインで提出する方法
法人(会社)でe-Taxのオンラインで利用開始届を提出する方はこちらから
②利用開始届出書の提出の後に利用者識別番号を取得する
①の手順のあとに、利用者識別番号というものが付与されます。
- 郵送で提出した場合…税務署から通知書が送付されます。
- オンラインの場合…ウェブ上で利用者届を提出するとすぐに利用者識別番号が発行されます。
③ e-Tax(ウェブ版)を使用するか、e-Taxソフトをインストールして、e-Taxの利用をすることが可能になる
②で利用者識別番号を取得後にe-Taxが使用できるようになります。
e-Taxを使うのに、二つの方法があります。
- e-Tax(イータックス)のウェブ版を使用(利用者識別番号とパスワードでログインします。)する方法
- e-Tax(イータックス)のソフトをインストールして、e-Taxを使用する方法(Windows版のみ)
1のe-Tax(イータックス)のWeb版の設定方法はこちらから
④e-taxを使って各種申告・届出を行う
ウェブ版若しくはソフトを使用して、各種申告・届出を行います。
源泉所得税の納付書の作成や源泉所得税の納付の方法はこちらから
まとめ
ウェブ上で情報を入力すると簡単にe-Taxの利用開始届を出すと、すぐに利用することができますので、ウェブ上で申請するのがオススメです。
源泉所得税の納付や各種届などが、e-Taxで簡単にできるようになるので、やってみたいという方は、ぜひお試し下さい。